従来の低磁場オープンMRIに比べ、より詳細で鮮明な画像が得られるようになりました。
MRIはCTと違いX線被曝がなく、体に優しい検査です。
当院では、頭部MRI・頭部MRA・頚部MRA・脊髄(頚椎、胸椎、腰椎)・膝関節や四肢等の撮影を行っております。
また、「早期アルツハイマー型認知症診断支援ソフト」を使用する事で、アルツハイマー型認知症の特徴である海馬・海馬傍回付近の委縮の状態を解析し、認知症の早期発見も可能です。
検査時間は約20~30分程度です。
検査中は大きな音がしますので、安心して検査が行えるように耳栓またはヘッドフォンをしていただきます。
もしも不安・心配なことがございましたら、スタッフまで遠慮なくご相談ください。
脳血管疾患(脳出血、脳梗塞、くも膜下出血)や脳腫瘍などの発見に役立ちます。
症例画像
椎間板の髄核が飛び出し、神経を刺激することにより痛みやしびれなどの症状が現れます。腰の痛みだけでなく足のしびれや痛みも生じる場合があります。
重いものを持ったり、転倒して背骨に強い力が加わって押しつぶされることにより生じ、激しい腰の痛みを伴います。MRIを撮影することでレントゲンではわからない骨折を描出することができます。
症例画像
腰椎圧迫骨折は骨粗鬆症の方がなりやすいため、定期的な骨密度検査をお勧めします。
超音波検査(エコー)は、人の耳には聞こえない超音波を体の外から当てることにより、放射線を浴びる事なくその内部の状態を映像にして表示する医療機器です。
一般的には、妊婦の胎児の状態を確認したり、心臓や肝臓などの内蔵に多く用いられる検査方法ですが、当院では整形外科分野でのレントゲン検査による骨の診断に加え、超音波画像(エコー)による診断を行っております。
超音波検査は、レントゲンでの判断が難しい筋肉・腱の繊維の断裂、出血の有無や軟骨の状態などをリアルタイムで確認することができるため、従来の触診検査やレントゲン検査と組み合わせることで、より正確でスピーディーな診断が可能になります。
当院ではDichroma Scan DCS-900FXという新しい骨密度測定装置を導入いたしました。
X線骨密度測定装置は骨粗鬆症の診断および治療効果の判定に最も多く使用されており、この装置は精度に優れているDEXA法を用いた装置です。
この装置により腰椎(腰の骨)と大腿骨頚部(脚の付け根の骨)での測定が可能となりました。
腰椎と大腿骨頚部は高齢者の骨粗鬆症による骨折が多発する部位であり、その部位を直接測定することで、より正確な骨の状態を評価する事ができます。
DEXA法とは?
Dual Energy X-ray Absorptiometryの略で、エネルギーの違う二つのX線を使用する事で骨の密度を正確に測定する方法です。
※手術をして金属が体の中にある場合は検査前にスタッフにお伝え下さい。
サーモグラフィーはテレビでもよく見かける温度を画像化する装置です。
特殊なカメラで体内から出てくる赤外線を感知し画像化しますので、X線等による被曝はありません。全体的に温度を画像化するだけでなく、局所的な温度も測定できます。
血流障害等がおこり血液の循環が悪く、左右の手足で温度が違うときなどに使用し他の部分とどれだけ温度差があるか調べる装置です。