患者相談窓口　（MSW)

医療福祉相談

社会福祉制度のご案内や、退院後の社会復帰など、入院前から退院後の総合的な相談窓口としてお気軽にご相談ください。

退院に向けての支援

安心して、在宅生活を送れるように入院当初から在宅生活を考えたサポートを行っています。

1. 1.初回評価

   入院日当日に担当する医師、看護師、ケアワーカー、各療法士、医療ソーシャルワーカ一、管理栄養士等が患者様ご家族様と合同で面会します。身体状況の確認や発症以前のご様子、今後のご希望等聞き取り、退院後の生活を想定していきます。

2. 2.入退院支援カンファレンス

   

   入院一週間以内に、主治医、看護師、ケアワーカー、各療法士、医療ソーシャルワーカ一、管理栄養士、薬剤師が該当患者様の情報共有と治療方針の確認、入院診療計画の作 成を行います。
   自宅退院に向けて退院時の状態などを共有することでスムーズな支援が行なえます。

3. 3.主治医からの説明

   初回のカンファレンスの内容を基に担当医から身体状況及び、入院のおおよその期間等患者様、ご家族様に説明を行います。

4. 4.カンファレンス及び実施計画の説明

   担当医をはじめ、担当するスタッフで定期的にカンファレンスを行い、状況の確認及び目標及び計画の見直し、再設定をしていきます。その内容を基にまとめた「リハビリテーション総合実施計画書」の内容を患者様ご家族様にも説明します。

5. 5.家屋調査

   

   入院中、担当療法士と一緒に、患者様がご家族と一緒に自宅へ外出してもらいます。
   自宅の環境や動作の確認、介助の方法等指導を実施しています。環境等の確認をすることで、今後のリハビリテーションの参考にしていきます。また、状況に応じ介護保険の サービスや福祉用具、住宅改修の検討や提案など介護サービススタッフの同席により連携を行い退院支援等を行います。

6. 6.介護指導

   

   退院前に必要に応じ、看護師、理学療法士、作業療法士、 ケアワーカーがご家族様に介護の仕方具体的に説明し、練習していただきます。

7. 7.退院前カンファレンス （必要時）

   

   患者様、ご家族様と当院スタッフ及び担当のケマネジャー、福祉用具業者等が集まり、院内での状況をお伝えします。ケアマネジャー等介護保険の担当者が退院後のサービスの調整がしやすく、また患者様ご家族様の生活が安心、安全にして過ごせるように情報共有していきます。

8. 8.退院

   ご自宅での生活がスタートします。

9. 9.退院後のサポート

   ご自宅で行う訪問リハビリテーション、通いながら行う通所リハビリテーション（デイケア）、訪問看護、訪問介護、ケアプラン作成の居宅支援事業所が必要に応じて引き続きサポートを行います。