デイケアは生活機能が低下された在宅患者さんを対象に、生活機能の改善を目的としたリハビリを提供するサービスです。
あいちリハビリテーション病院内に設置されているあいちリハデイケアセンターは、退院直後の患者様の在宅生活の安定に向けたランディング支援から、「更なる改善」に向けた動作指導やリハビリ機器を用いた「自ら行うリハビリ」をコンセプトとして理学療法士・作業療法士によるメニュー提供を行っています。担当療法士がご利用者様の身体状態や生活状況に応じた自主トレーニングのプログラムを一緒に作成し、ご利用者さんが主体となってそのリハプログラムを実施していきます。
プログラム作成に当たってはご利用者・ご家族からお話を伺う他、実際にご自宅に伺って生活状況を確認し「一人でコンビニに行きたい」「料理を作れるようになりたい」「自分でトイレに行きたい」といった、“生活の中で出来ることを一つでも増やす”ことを目指して、プロの視点から実現可能な目標を設定します。
最大の特徴としては1対1の個別リハビリテーションを採用していることです。多くの通所リハビリ(デイケア)で集団指導が主となっている中、あいちリハデイケアセンターは「回復期病院のデイケア」というコンセプトにこだわりをもってリハビリテーションを提供しています。また、入院患者様と共有スペースで訓練を行うため、充実したマシントレーニング環境が提供されています。
1対1での個別リハビリを20分程度実施し、その他の時間はリハビリ機器を使用しての自主訓練となります。
主な機器としてはNUSTEP、BIOSTEP、トレッドミル、エルゴメーター/リカンベントエルゴメーター、ローイング、ヒップアブダクション/アダクション、レッグエクステンション/フレクション、レッグプレスなどがあります。その他に低周波治療器や温熱療法などの物理療法機器、高次脳機能バランサーやアイタッチなどがご利用可能です。
NUSTEP
BIOSTEP
トレッドミル
エルゴメーター/
リカンベントエルゴメーター
ローイング
ヒップアブダクション/
アダクション
レッグエクステンション/
フレクション
レッグプレス
物理療法機器
高次脳機能バランサー
アイタッチ
利用開始時間前までに外来に設置されている血圧計で血圧測定を行っていただき、お待ちください。
お時間になり次第、職員が誘導を開始します。利用時間内のどこかに個別リハビリを20分程度行い、そのほかの時間はマシントレーニングを行っていただきます。どのマシンを選択するかは利用開始時に療法士による評価を行い、その結果をもって選択させていただきます。
介護保険を利用してのサービスとなるため要介護・要支援の認定をお持ちである必要があります。介護認定がお済みでない方は各自治体の介護保険窓口までお問合せ下さい。お住まいの地域を担当している地域包括支援センターでも手続きが可能です。介護認定がお済の方は担当のケアマネージャーにご相談ください。見学も承っております。
1部 13:20〜14:50、2部 15:00〜16:30
送迎は行っておりません。自身で来所いただくか、ご家族などに送迎していただくかになります。
初めに担当ケアマネージャーへご相談ください。
問い合わせいただいた後、ケアマネージャーから必要な情報をいただき、当デイケアの適応有無についての判定を行います。(空き枠の状況や他の利用者の安全配慮の面で希望に添えない可能性もございます)
利用が可能と判定されたら、ケアマネージャーにより担当者会議が開催されます。その場でケアプランに同意いただいた後、当デイケアとの契約を交わします。
定められた曜日・時間での利用が開始となります。
見学は随時受け付けておりますのでお気軽にご連絡下さい。