外来リハビリテーションとは、在宅生活を送りながらも通院可能な方に対して提供するリハビリです。日常生活で不自由を感じている方(腰痛、膝痛、肩痛、骨折、脳梗塞後遺症、パーキンソン病など)、自動車運転の再開、職場復帰などのご支援をさせて頂いております。住み慣れた地域で充実した在宅生活が送れるよう全力でサポート致します。
基本的には1回あたり40分の個別介入で、完全予約制となります。
理学療法と作業療法を組み合わせるなどして、1日あたり最大で80分(4単位)までリハビリを行うことができます。患者様お一人おひとりにあった治療法やトレーニング方法を提案し、少しでも楽に、一つでも多くの事が出来るようサポートさせていただきます。
当院の特徴として、脳卒中後の患者様を対象に、自動車運転の再開に向けて作業療法士・言語聴覚士が中心となり高次脳機能評価と訓練を行っています。この辺りの地域では、車は生活する上で欠かせない移動手段となります。そこで、当院では脳に損傷を受けた方に対し、安全に自動車運転を行えるかの確認をするための検査や自動車学校と連携して実車訓練を行っています。高次脳機能評価では、主に記憶力・集中力・計画を立てる力を検査します。1回あたり40分で実施し、計6〜7日間かけて実施します。自動車運転を再開したいが不安がある、家族が心配している等ございましたら、まずは外来診察にてご相談ください。
理学療法士 | 3名 |
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作業療法士 | 1名 |
言語聴覚士 | 1名 |
個別リハビリにて徒手療法や物理療法、マシントレーニング等を組み合わせながらお一人おひとりに合った手段で介入しています。機能改善のためには、姿勢の修正や日常生活での動作の工夫、自宅での自主トレーニングの継続も必要不可欠ですので、適宜アドバイスをさせていただきます。また、ご家族様への介助指導や支援のアドバイス等も必要に応じて行っております。気になる事、不安なことがあれば、些細なことでも構いませんので担当スタッフにお声掛けください。
理学療法
生活の中での基本動作やトイレや入浴動作、立位・歩行動作に対するリハビリテーションを行います。
作業療法
食事や入浴などの「日常生活動作」、字を書く、物を運ぶなどの「応用動作」、自動車運転や趣味の活動などの「社会活動」の獲得に向けたリハビリテーションを行います。
言語聴覚療法
言語や聴覚に関する障害を持つ人々に対して、発話や聞き取り能力の向上・言語理解やコミュニケーション能力の改善などを目的にリハビリテーションを行います。
当院には、主に脳梗塞や脳出血後の脳血管疾患の方、骨折や関節の変形など運動器疾患の方が通院し、リハビリを行っています。その他、パーキンソン病や脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症(ALS)など神経疾患のリハビリテーション等にも対応しています。
疾患別リハビリテーション | 算定日数 |
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脳血管疾患等リハビリテーション | 発症・手術・急性増悪または最初の診断日から180日 |
運動器リハビリテーション | 発症・手術・急性増悪または最初の診断日から150日 |
注)受診の際に、現時点で介護認定を受けているかどうかを必ずお知らせください。
疾患別(外来)リハビリは、疾患によりリハビリを行うことができる期間(算定日数)が決まっています。
算定日数を過ぎてからは、介護認定を受けていない方で継続的なリハビリ介入が必要であると判断された方に限り、ひと月に13単位(260分)までリハビリを行うことができます。介護認定を受けている方が引き続きリハビリを希望する場合は、介護保険による通所リハビリなどに移行することで、継続してリハビリを行うことができます。その際のサポートやご提案もさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
平日 外来診療時間:
9:00〜12:20
(年末年始12/31〜1/3、GW、お盆8/13、14、15、土日祝はお休み)
まずは当院の外来受診をしていただきます。
主治医がリハビリを行う必要があるかを判断します。
リハビリを行う必要があると判断された場合は、外来リハビリが開始となります。
初回受診の際に、リハビリの日程調整をさせていただきます。
他院からの紹介状が無くても受診は可能ですので、お気軽にご相談ください。